..........(要するに私のぼやきです) 


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1998年 平成10年 新しくします

12月 5日 土曜日
有機野菜作りは堆肥から
 先日牧場から取り寄せた堆肥のカバ−を物置からやっと見つけてきたので今日は敷きに行って来た。やはり雨雪などで栄養分が流れるのを防ぐ必要があるし小出しするのに乾燥していたほうがよい。
 それにしても農薬も化成肥料も使わないで立派な野菜を作ろうと思ったら、やはり牛糞などの本格的な堆肥が一番だ。土がふかふか冬野菜も暖かそうだ。家庭の残飯などで堆肥づくりをしてきたが、動物性堆肥はやはり違う。土が生まれ変わるようだ。
 近辺には牧場がわりと多く、この堆肥をわりと安く分けてくれる。今回は中西地区の中島ファ−ムさん。4トン車1台分で持ち込んでもらってなんと5500円の安さだ。他にこの近くで有名な松永牧場はバラ売りで一袋20Kg300円(ただし引き取り価格)といったところだ。インタ−ネットで他県の堆肥相場も調べてみたがやはりこのあたりは安い!国営の農業誘致開発農場があり、入植者も多数おり牧場も多いので、堆肥が必要なときは直接電話して気に入ったところと交渉できる。中には予約しないと、完熟した堆肥が手に入らないところもあった。
12月 3日 木曜日
寒い日は温泉へ
 今日のように寒くて時雨れる日には農作業はやめて温泉行きだ。幸いこの近場にはすばらしい温泉が多数ある。今日は車で5分程度の多田温泉に出向いた。地元の老人会などが使うぐらいのあまり知られていない穴場的湯治場である。平日の午前中に行くと大きな浴槽に私ひとりということも珍しくない。料金はタオルシャンプ−など用意していけば320円で十分の格安さだ。湯船の中からゆったりとおよぐ巨大な鯉などを眺めながらゆっくり温泉にひたるのもなかなかのものである。
 竹下総理大臣時代の1億創世資金で掘り当てられたのが美都温泉である。車で約25分静かな山間にある、露天風呂つきの設備の新しい温泉である。ここは感じのよい食堂もあり、温泉そば、うどんはなかなか美味で家族も気にいっている。風呂上がりのビ−ルをのみ眠くなったら、無料休憩場で昼寝ができる。
 同じような設備があるのが山口県の田万川温泉で、ここのほうがまだ新しい。海沿いの温泉なのでやや塩味がするが、ここはなんといっても非常に広々していて気持ちがよい。車で25分程度も同じである。
 昔から大谷温泉というのもあるがかなり山間で景色は素晴らしいが、途中の道路が狭い、浴槽が狭い、料理が割高などということを考えればあまり勧められない。
9月 6日 日曜日
人間ドック前のダイエット
 明日は年一度の健康診断日である。毎日畑仕事をやっているとはいえ最近は少々太り気味である。少し減量してすっきりした気持ちで診察を受けてみようと思う。なにしろどんなことを言われるか分からない。コレストロ−ル、血圧、肥満度など我々の年代になると何か一つぐらいは注意信号が出てくるものだ。2年前は心臓肥大などといわれたりして、再検査に及んだ。事なきを得たが、われわれ塾講師は病気になっても代わりがいるわけでなく、健康だけは絶対に欠くことのできないものだ。
 3日間だけは、食事制限(酒量制限も含む)、畑仕事もいつもの倍以上でがんばっている。ドックがすむともとにもどるのだから、家族からは笑われているのだが、これでけっこう効果がある。今日で1.5kgの減量成功だ.....?
8月30日 日曜日
生徒は講師をみている
 一年中で最も忙しい夏期講習のシ−ズンが昨日の模擬テストでようやく終わった。一息ついて今日からまたホ−ムペ−ジのほうも充実させなくては...。
夏期講習のある教室でズバズバはっきりいう子を教えた。おくゆかしさがないといえばそのとうりだが、実に素直で変にひにくれたところがないので、すこし好感をもって教えることができた。はっきり言っていたその言葉の中にはわれわれ講師に対する痛烈な批判もあった。前の先生は説明の言葉が難しくてわかりにくかった、学校の理科の先生は馬鹿丁寧すぎて授業が全然前にすすまなく、しかもわからないとか実に様々である。それではそのこの授業態度はどうかというと、話は聞かないで好き勝手なことをして決して先生を批判できるような立場ではないようだ。それでもその生徒は分かりたいと訴えている。
 少しぐらい遊ばしてほしい、しかも勉強は分かってよい点数をとりたいとまあ贅沢な要求だが、このようなタイプの生徒が増えていることは確かだ
8月15日 土曜日
我が家のガ−デニングは母の社交場
 我が家の玄関先には様々なプランタが道路の側溝の溝蓋の上まで並べられ季節の花で飾られている。道路に面しているので近所の人がよく立ち寄っては眺めている。母が手入れをしているのだが、これがまた道行く人との社交の場になっている。近所の情報は母からが多い。
 私も花はもちろん嫌いではないがもっぱら野菜担当である。
8月 1日 土曜日
堆肥が熱い
 夏期講習が始まり昼も夜もでなんだか忙しかったが、畑は確実に変化している。つい先日はまたもや猪にさといもやサツマイモをやられてしまった。今度も進入路らしきところにネットを敷き様子を見守ったがひとまず落ち着いているようだ。
 きのうようやくここ中国地方も梅雨が明けたということだがそれまでの雨で草や作物の残骸や家の残飯で作っている堆肥が異常に熱くなっている。少なくとも体温よりずっと熱いから40度以上はあるだろう。発酵しているのだ。何もしてなくても有機物は自然に微生物のおかげで分解して野菜に有効な堆肥になっていく。先日テレビで家庭の残飯を回収して堆肥づくりを行っている東北地方の行政を紹介していたが、このような試みはぜひ日本全国に広まってほしいものだ。 
7月14日 火曜日
私はグルメ
 夏野菜の収穫が最盛期で、6人家族でも消費が追いつかないぐらいだ。私は昼御飯は自分で作る。きょうはとうもろこしを焼いたもの3本!焼きナス、きゅうりとトマトにマヨネ−ズをかけただけのもの、枝豆のしおゆでたもの、そして初収穫のオクラを酢醤油したものとざっとこんなところだ。野菜ばかりだが、栄養的には良質の植物性タンパク質の枝豆、でんぷんはとうもろこしから、あとミネラルやビタミン類は申し分ない、肉のない理想的な食事となった。
 有機野菜作りは自分で作った安全なものを、自分で料理して食べるという楽しみもあるがなにより新鮮でおいしい。とくにとうもろこしなど新鮮でないと味が一気に落ちるけれど、1時間前に収穫したものがたっぷりたべれるのだから、もしかしたら1万円もするフランス料理のフルコ−スよりぜいたくかも?
7月10日 金曜日
田舎の教室ののどかなハプニング
 Nる−むはこの益田市でも郊外のいわゆる田舎にある。生徒も素朴で素直な子が多い。教室の近くに小川が流れ今は夏で雑草が鬱そうとしていかにもいろいろな生物がたくさんいそうな自然いっぱいの川である。英語の授業が済み休憩時間の間に、外に飛び出した子供らから歓声があがった。私も暗がりの中のぞいてみると、なんと体長20cmばかりのスッポンではないか。子供たちがいまつかまえたという。しっかり発砲スチロ−ルの箱にいれ棒でおさえこんでいる。おそらく川からあがってきて散歩しているところ、子供たちに捕まえられたのだろう。
 これでは次の授業にならないので、父兄の一人にきてもらいひきとってもらった。スッポンは高く売れるぞなどと喜んでいたがそれにしてもけががなくて良かった。
Nる−むからのぞめる豊かな田園風景
7月8日  水曜日
投票率低下は情報化時代の裏返し?
 いよいよ参議院選も間近で選挙カ−のボリュ−ムもあがってきた。ところで前回の事前世論調査も投票へ行くと意志表示をしたものの割合よりも実際の投票率がずいぶん低かったそうだ。世論調査の精度の高さから事前に選挙の態勢が決まってしまって当日になって行く気がしなくなるのだろうか。
 だんだん投票率が下がっていくのは、そうした情報に敏感な若者層が多くなってきたからだろうか。とにかく若者の情報処理能力と依存心は相当強いみたいだ。情報ですべて判断し自らは決して行動しない。頭の中だけでゲ−ムが進んでいく。私のようなものでも少しインタ−ネットに首をつっこむとこのようなことを特に強く感じる。
 いっそのこれを逆手にとってWeb上で選挙ができるようにはならないものかな?
7月5日  日曜日
夏は暑くて当たり前?
 どうやらここ山陰も梅雨明けの様相か、大変な暑さだ、昼前の農作業はもう耐えられない。今日は朝8時から、それでも額からは汗がしたたり落ちるし頭から湯気が上がっている。こんな時は冷たい水を頭からかぶる。ついでにシャンプ−までしてしまう。しばらくはこの爽やか感が持続する。
 夏はどうしてもエアコンに頼って冷房病などというとんでもないものを誘発したりするが、夏は昔から適度に汗をかき水浴びして過ごすものだ。夜寝苦しくて翌日の仕事にさしさわったり、極度に集中力を要する仕事をかかえたりするとき文明の利器エアコンが役立つというものだ。道具は使い方次第で人間を生かしたりまたその逆もある。分別のない子供などにやたらその便利さだけを見せつけたりすると、生活を工夫する力や体力をむやみに奪い取ってしまうようになる。
 自然との共存を真剣に考えていかないと、ありとあらゆる問題を生むことになる。
6月27日 土曜日
親子の会話
娘 「試験が近いけど全然やる気がでないよ−」
私 「毎日少しずつやるのがいいがせめて英語だけでもやっとけよ」
娘 「将来外国へ行ったりしないから英語なんか勉強しなくともいいじゃん」
私 「日本の中でも英語を使うようになるし、お金も円じゃなくてドルを使うようになるだろうな」
娘 「何で最悪−。日本はだめになってしまうの。日本って金持ちじゃないの?」
私 「今はそうでも、日本人がみんな努力しなくなったからもう先はアメリカとかドイツを中心としたヨ−ッロパの方がよくなるんだ。それに日本人はだいたい平均しているがはアメリカ人の中にはすごく頭のいい人がいるんだ」
娘 「日本は植民地のようになるの?超最悪」
私 「いやアメリカの良い制度が入ってきてかえって良くなるかもなあ」
6月23日 火曜日
今日の授業はタイタニック
 Yる−むの2年生は女子ばかりのにぎやか活発グル−プだ。ませている子が多くすでにビ−トルズにはまっている子もいる。以前映画タイタニックがこちらで上映される頃からしきりにその話題で盛り上がっていた。今日はその歌詞(ステイ−ル写真入り)とテ−プを用意して英語の授業に活用だ。
 まず曲を流した瞬間曲名を言い当てた生徒がいたのには驚かされたが、歌詞を訳す段になるとみんな思い思いのことを言い放つ;That is how I know you go on.の一節では関係副詞Howは高校生レベルで難しいので教えてやると、go onのところを天国へ行ってしまった→死んでしまったと訳した子がいた。むろんonは継続のonで実際は生き続けていることになろう。(全く逆の意味)、なんやかんやで盛り上がり、こんなことからでも英語への興味付けになればと願うものである。
 帰りにこのカラ−写真入りの歌詞用紙をしわにならないように大事そうに持って帰る子がいたが、勉強してくれよ−!
6月12日 金曜日
円安に株安で大変だ
 円安に歯止めがかからない。折しも内閣不信任案が提出されたりいったい日本はどうなるんだろう?政策の失敗があげられているが、不良債権の後始末も完了しない、行財政改革も族議員の反対でうやむやになっているし、景気対策も減税が後手後手にまわるし、日本には投資したくなくなるのももっともだ。
 また金利のことを考えても、これだけ超低利の日本の金融商品にいったい誰が投資しようとするか。株式市場からも外国人投資家の資金が流出するとかで円が買われる方向にはない。
 もうひとつ子供に接している私の立場からいえば、向上心の薄れてしまった、努力を惜しむ、礼節を忘れた子供たちに将来の日本を支えていく力など期待できないのではないかという非常に悲しい予測が立ち、こうした面からも長期的に円安が限りなくつづきそうである。もしかしたらあのプラザ合意前の水準ぐらい(確か250円台あたりだったと思うが)で落ち着くようなことになってしまうのだろうか?20XX年の日本....
6月 7日 日曜日
草むらはゴミだらけ
 今日は自治会による益田川河川美化活動である。つまり草刈り。出る出る草むらの中から空き缶、プラスチッック缶果ては新品の自転車まで。防犯登録ラベルがはがされている。おそらく盗難したものを見つからないように工作したものだろう。こんな田舎にも空き缶のポイ捨てに始まる不心得者から、自転車の盗難などの悪質なものまでいるとは嘆かわしい。
 資源を大切にし、ダイオキシンなど深刻な問題を解決しなければ生きていけない時代になっているのに、まだまだのんきなそして愚かな人間たち....

5月29日 金曜日
いまが自家野菜の真骨頂
 この季節になると畑は収穫物でいっぱいになる。ビ−ルのつまみのそらまめ、肉じゃが、ふかしいものじゃがいも、たまねぎ、サラダにサニ−レタス、いんげん。まもなくするときゅうり、トマト、ピ−マンなど本格夏野菜がふんだんにとれるようになる。いままでの肉体労働の喜びは旬のおいしいものが食べられる実際的な喜びとなる。この時期わがやの食費は父が魚を釣ってくることもあって調味料のようなものをのぞいては、ほとんどお金はいらない。食べるだけの生活ならやっていけるだろう。
 もっと自然の中で自給自足の生活をしてみたい。静かな山の中、できたら小川が近くを流れていて、鶏などの家畜を飼い、果樹や野菜やキノコを栽培しゆったりとすごす。文明の恩恵は最小限でよい。
5月20日 水曜日
昼食は新じゃがと新玉
 今日の昼食は取り立てのじゃがいもとたまねぎに肉をそえて肉じゃがだ。これも自家製の二十日大根をそえてサラダ風に。へたな料理だけどおなかはすいているし、新鮮な自家製野菜ばかりで非常においしい。最高の昼食である。
5月16日 土曜日
いまどき高校生は雨が降ったら濡れていけ?
 我が家の新高校1年生の失敗、きょうは雨がふるのでバスで通学しようとした(合羽を着れば自転車で行けるのに)。バスを乗り違えて反対方向へ、今日は中間テストなのだそうだ。結局私が車でおくることになってしまった。先日は傘をさして自転車通学していたところ、風紀の先生に叱られて遅刻することになったとか。
 全くよくわからない、昔は雨の日は合羽か傘でなんなく通学していたものだ。傘の禁止は安全上何となくわかるとしても、なぜ合羽をきていかないのだろう。合羽を着ていくものなど一人もいないからいやだという。それでは歩いていけないくらいの遠距離通学者はずぶぬれになって通うのだろうか?そういえば親に甘えて車で送ってもらっているのをよく見かける。
 いまどきの高校生、いったいなにを考えているのだろう?
5月15日 金曜日
パソコンはトラブル続き
 カウンタ−はCGIにお世話になっているがそのCGIにウイ−ルスらしきものが入ってきて私のホ−ムペ−ジのカウンタ−にもいたずら書きが入ってしまった。対応は最初から登録し直すことしか方法がないらしい。新しくやり直すのに忘れてしまっていたのでずいぶん手間がかかってしまった。今度はもう覚えたから大丈夫?
 また先日は2.2GBもあるハ−ドデイスクのCドライブが気がついたらあと数KBのところまできていた。あわてて不必要なプログラムを消去したり、できるだけデ−タを保存するDドライブへ移行したりしてなんとか現在は500MB確保している。新しいパソコンに変えたときハ−ドデイスクに関しては全く安心仕切ってしまったのが今回の不手際の原因だった。
 本当にパソコンは扱いが難しい。うまくいっているときはなんともないが、いったんトラブルが発生すると修復が大変だ。自力で解決できたときは達成感があり、その技術は今後につながるが、プロに相談しても未解決のままの問題もあるわけだから.... 
5月10日 日曜日
益校課題テストは暗記でok!?
 今回の課題テストの問題はテキストの全範囲からバランスよく出題されていて、なかなかの良問だったと思う。テキストに従ってよく準備をした生徒には良い結果がもたらされただろう。
 しかし課題も残ったと思う。各単元の最後に高校1年生には難しい文章読解があるがこれがどのように出題されるか注目していたが、主として文章の内容を問う問題で英語の理解がなされなくても解ける問題であったと思う。つまり文章の訳を答えをみて暗記していればこれらの問いには難なく解ける問題であった。この時期の高校生が習っていない文法事項がたくさんあるので、本来は読解できないか、時間をかけて丹念に予習をするタイプにだけ理解できるものである。ほとんどが前者なので勢い暗記に走る。このような生徒はある程度得点できただろう。
 結論をいえばこのような出題方式ならば、最後の長文読解問題は範囲からはずしたほうが良いと思う。高校1年生のしばらくの間は基礎事項の確認か、あえて長文から出題するならば苦労して読解した生徒のために、問題をもう少し工夫すべきだと思う。
5月4日  月曜
連休はおとなしく
 先日総務庁が発表した3月の家計調査によると上昇のきざしはあるものの、相変わらず消費マインドは冷え込み、前年比では大きく落ち込んだ状態が続いているとか。大幅減税も金融システム不安には勝てない。我が家でも何となくパッと使いたい気分にはなれない。最近長女が高校入学で大きな出費があったばかりだ。今年はみんなでおとなしくしていようか。
 そういえば長女も次女も連休明けにはテストが控えているではないか....。なんだか子供たちも浮かぬ表情だ。これでは安近短どころかゴ−ルデンウイ−ク中止−−−−

4月26日 日曜日
車の中は天然サウナ風呂
 雨上がりの快晴の日。いつものように畑仕事。車の窓を閉めておいて作業を開始する。土が軟らかく、握りしめ硬くなってもちょっと力を加えてやるとすぐぼろぼろ砕けてしまう良い土になった。2時間以上も作業をつづけた後、車に戻るとまさにサウナ状態である。紫外線の強さは6月がピ−クというから今もかなりのものだろう。家に帰るまでの7,8分間は天然サウナのおかげで汗が額からも滴り流れている。そのあと冷たい水を浴びる、体中の毒素が抜けたようで実にすがすがしい。頭から湯気が出てくるぐらい陽気の良いときは勢いで頭までシャンプ−する。暖かいお湯はいっさい使わない。そのあとのビ−ルのうまいこと!
 都会では高いお金を出してスポ−ツジムに通いなんだかやっているようだ.....田舎にいて本当に良かった。
4月21日 火曜日
先生の家庭訪問
 今日は次女の先生が家庭訪問でやってきた。いつもの私と逆の立場で今日は子供の保護者である。子供は父親がいったいなにを言い出すかと思って心配の様子だったが、私が保護者の立場で受け身になっているのをやや妙な具合にみているようだった。
 話題は最近の全国的な教育現場における暴力的行為、あるいは生徒の自殺などへの対応、親への協力を求めるものであったと思う。先生の方はしきりと子供に友達関係のことや、悩みがあったらうちあけるようにということを問いかけていたようだ。
 このような教育現場の荒廃はすでに学校と親だけで解決できる問題ではなくなってきていると思う。社会の構造的ねじれの現象から、すべてが少しずつ時間をかけ大きな亀裂を生んでしまった。真の豊かな生活とは何か....物質ではなく、快楽ではなく、便利さではない。豊かな自然、環境の中でその中に生かされているわれわれ人間がいる。自然との共存の中で、自然と人間どうしの豊かな関係を構築していくことを大人が実践していけば子供たちの心が荒れるはずはない。昔はよかった、確かに不便な生活は多かったが、人々は生き生きと汗を流し、努力を惜しまなかった、そんな大人の背中をみながら子供は素直に指導者の声に耳を傾け、礼儀をわきまえ、勉強にスポ−ツにがんばったものである。そして家族の一員としての役割を果たしていた。
 もう昔には戻れないのかもしれないが、貧しきよき時代があったことを経験している我々世代が子供たちに、何か残していかなければいけないことは確かであると思う。

4月14日 火曜日
年老いた親との同居
 今朝突然父がトイレの前で倒れていた。顔面蒼白である、吐き気もあるようだ。父は以前心筋梗塞で倒れたことがある。幸い今日は貧血程度で事なきをえたが、このようなことからいつ病の床につくようになるかもしれない。母も左手を骨折したのでいろいろ不自由だ、簡単には直らないだろう。これから年老いた親と同居していく間に大変なことが起きていくかもしれないが、私もそろそろ自覚だけは持たなければいけないだろう。
 今朝のNHKの連続ドラマでもとりあげていたが、親の面倒をみるということは子供の生活を守ることも表面化して様々な問題を提起するようになる。ドラマのように兄弟で引取先をたらい回しにするようなこともあり得る。しかし私は長男でこの家を継ぐつもりだ。避けることはできない課題である。なにを目安に考えるかというと、やはり自分が年老いたときどうありたいかという単純な発想でよいのではないだろうか。
4月12日 日曜日
なんだか忙しい
 もう1週間もこの日記を忘れていた。とういうより忙しくて心の余裕が出てこなかったのか。母が骨折して以来我が家では買い物は代わりに私の仕事になってしまった。ホ−ムペ−ジビルダ−を買い込みこれで簡単になったはずなのにマスタ−するのに時間がかかった。先週の火曜日に広島で買ったものである。塾の方も実質新しい年度の始まりということで特に高校生の入塾の関係でなんだかあわただしかった。
 高校生は私の担当である。今年もたくさんの高校生でにぎわうようになるといいが、今の時期やってくるのはやるきのあるものが多い。そのうち自信をなくしかけて飛び込んでくるものが現れてくる。そういえば我が家の新高校1年生は春休みを謳歌している...
4月5日  日曜日
巨大みみず現れる
 いつものように畑を耕していると出てきた出てきたなんと体長15cmもあろうか巨大なみみずが。冬眠でもしていたのか動きは鈍かったがそれにしても大きい。みみずの効用はいうまでもなく畑の土づくりにとってはまさに神様のような存在だ。この土がどれだけ肥えているかを如実に示してくれるありがたい守り神である。
 このパソコンにはマイクロソフトの百科事典が添付されてあるので調べてそのまま引用してみた。
 ミミズ類は土壌生態学上、重要な役割をはたしている。ミミズの動きによって、たえず土壌がほぐされ、かきまぜられて、空気がとおされるため、肥沃(ひよく)な土地ができる。ミミズ類はまた、多くの動物の食糧源となっており、モグラ類やトガリネズミ類の主食となっている。
"ミミズ" Microsoft(R) Encarta(R) 98 Encyclopedia. (c) 1993-1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.
3月31日 火曜日
大病院の傲慢−益田赤十字病院
 母が庭仕事をしていて、突然手首の骨を折ったようだ。ずいぶん痛そうだ。日赤の救急処置室へ連れていくが、整形へ回される、その間に事務手続きを先にさせられるのにしっかり時間がかかる。整形でも問診票をかくよういわれる。本人は痛めた手と目が不自由なのだ。やっと待合室に入り込め今度はレントゲンをとれといわれる。通常ここの検査は30分はかかるだろう。私は痛がる母を横に我慢ができなくなって、他の個人の医院に連れていった。ここの処置の速いこと。すぐ痛み止めの処置をしてくれて、検査後ギブスや薬の処方と婦長が率先して治療に当たってくれた。
 私は思う。いくら大きな病院でも救急の患者はそれなりの迅速な対応をしてくれても良さそうだ。以前家内の交通事故の時でさえも整形、脳外科、検査とめまぐるしく回され時間ばかりかけ処置が後回しになったものだ。そういえばずいぶん昔のことだが私の叔父は検査で動き回っている間に心筋梗塞でなくなった。いいかげんにしてほしい!!
3月29日 日曜日 ハムスタ−のももちゃん
家内が友人から生まれたばかりの(生後1ヶ月とか)ハムスタ−を譲り受けてきた。いまのところ子供のよい遊び相手である。名前はももちゃん。ちなみに家内の友達のほうはさくらちゃんとか?
3月28日 土曜日
朝から野良仕事
 午前中から畑仕事などサラリ−マンのひとはなかなか考えられないだろう。私も以前はサラリ−マンで対人関係で神経が疲れ、事務仕事を続けては肩こりで、残業が夜遅くなれば体もくたびれてしまう、全く不健全な生活をしていたものだ。しかし今は自分で生活をコントロ−ルできる。肉体労働も、神経労働も、知的労働も自分の意のままに選ぶことができる。
 およそ人間の生活とは原始の生活のように自給自足をしながら様々な生活スタイルを1日の生活のなかバランスよく織り込まれているものではないだろうか。まさに現代生活は、便利さを勝ち得たようで実は不幸な現代病のまっただ中にもがいているようだ。ともかく今私は約2時間あまりの畑仕事を終えさわやかである。昼食をとったらしばらくは昼寝をし夜の塾の仕事に備える。
3月27日 金曜日
NXが我が家に

 私もとうとうNXユ−ザ−だ。長年メモリ−やハ−ドデイスクを増設したりして機能アップしてきたが、もともとのエンジンが相当以下なのでどうしようもなかった。インタ−ネットを利用するようになって特にスピ−ドが鈍るような気がしてきた。Office97もずいぶん改善されたようだったので思い切って買い換えてみた。
 確かになにもかもすばらしい。しかし困ったこともたくさんでてきた。その1−スタ−ト時にモデムのアイコンがでてこなかった。これはパソコンのプロも知らなかった。その2−ISDNとデジタルカメラを別々のCOMに差し込むことができずやむなく切り替え器を購入しなければならなかった。その3−キ−ボ−ドの配列が大幅に変わっており、最初は日本語変換すらできなかった。
そのほかにもいろいろあるが、どうにかやっともとの状態にちかづきつつあるようだ、一安心。今回もいろいろプロの方々にお世話になったが、親身に協力してくれるところ、約束をすっぽかすところ、返事に時間がかかりすぎるところなど実にさまざまだ。こういう機会に信頼できるところと二度とその店に行きたくないところとよくわかった。
3月23日 月曜日
合格発表−最大のイベント
 3月の20日には発表があり、M高校には毎年発表の様子を見に行くことにしている。さまざまな生徒の表情をみることになる。ほとんどが晴れ晴れとしたよい表情でいかにもこれが合格発表である。しかしこのかげに約40人もの不合格者が無念の思いで悲しみにひたっていることを忘れてはならない。我々指導者は合格者とともに喜びつつ、不合格者へも思いをはせて、来年はこのような生徒を出さないように勉強の方の指導はもちろん精神的支えとなれるように今後の反省材料にしなければいけないと思う。
 塾講師のメンバ−集まり生徒の合否の情報交換をした後直前の模試の結果や、主に不合格の生徒の授業態度や精神状況など話し合い、今後の参考にする。概して不合格者の直前の精神状況が、緊張感を欠いていたり、少々あきらめ加減だったりするとやはり結果は思わしくないようだ。直前は精神面の強さが必要なことも共通の認識になった。
3月17日 火曜日
パソコンはおやじには大変だ
 ここ2,3日トラブル処理でてんてこまいだ。初心者クラスのミスばかりなので恥ずかしいかぎりである。まあインタ−ネットは初心者だからしょうがないか。このホ−ムペ−ジのメイルアドレスで@マ−クのあとに”.”をつけてしまいつながらなかったと指摘があった。確かにてんがないようだ。私は少々視力が悪く眼鏡をかけるのが嫌いときている。小さなてんに全く気がつかず3週間も放置してしまった。もしメ−ルを送ろうとした人がいたら申し訳ないと反省。
 まだあった、それはプロバイザ−のホ−ムペ−ジの個人情報を登録するコ−ナ−があるわけだがここにもメ−ルアドレスをまちがって送っているのでこれも訂正しなければならない。しかしこのコ−ナ−は修正とか登録抹消ができないようだ。やむなくとりあえず正しいものを送り、さらに二重登録になったことをメ−ルと電話で報告し、最初のを削除してもらう。結局このコ−ナ−ではユ−ザ−のほうでは修正抹消はできないみたいで、改善を望みたいところだ。とかいってあんまり偉そうなこともいえないか.....
3月13日 金曜日
日本は大丈夫?
 このところ大蔵省や銀行、証券会社などの不祥事があとをたたないが、今度は日本銀行まで汚職事件が発生し総裁が辞任する見込みだとか。また子供に目を向ければあいもかわらず少年による凶悪事件が続く。塾の生徒にも他人をきづかわない、全く自己中心の子供もふえて日本人特有の勤勉さと礼節は失われてしまったようだ。
 資源を持たない国日本は、ただただまじめさと、礼儀正しさで今日の豊かさを身につけてきたのにこれでは日本の将来はどうなるのだろうと考えるのは私だけなのだろうか?このままいけば唯一の砦技術の分野が、教育の荒廃から失われていくとなると、日本に繁栄の道は閉ざされるのだろう。
 外圧が日本に様々な形で押し寄せてくる。日本は常にこの外圧によって大きな歴史の転換点を迎え、よみがえってきた。とすれば今回も自己の再生努力によってではなくこの外圧によってのみ改善されるのであろうか。金融部門は日本版ビッグバンを契機にすでに改革の終えた外資に席巻されるかもしれない。
 となれば不謹慎なことだが、日本の将来を悲観し円をドルなどににシフトしておくのが自らの老後を自ら守る方法かもしれない。


3月11日 水曜日
合格者からのお礼
 毎年この時期になると合格者の父兄からお礼の言葉をいただくことがある。今日もY国立大学に合格したY子とその母親が本当に晴れがましい様子で話してくれた。責任が果たせたという充実感とやはり素直にうれしい。
 さあ今度は高校入試の結果だ。3月20日は益田高校には行って確認することになるだろうが、去年は目の前で不合格の生徒に顔を合わすことになりかわいそうだった。きのうの試験は英語、国語が簡単で、社会が難しかったようだ。英語をしっかり鍛え上げてきたつもりなので、やや拍子抜けの感があるが英語の苦手だった子は救われただろう。今回は数学、理科で差が出てきて決まりそうな様相だ。


3月8日  日曜日
全部教えきった!?
 Kる−むの理科を教えて受験前の3年生の指導は終了だ。島根県の過去問題で実践形式の模試をやってみて要領をおぼえてもらう。科学的なセンスを問う良問ばかりだけど、やはりこの子らには難しいようだ。とりあえず基本的なこと大丈夫だと思うので、あとは高校に進学して科学に興味を持つようになりもっと伸びてほしいものだ。
 帰り道、用事があって塾生の母親のIさんと話し込む。やはり入試を直前に控え心配そうだったので、いろいろアドバイスできることはしたけれどとても熱心にきいてもらえた。やはり親とコミュニケ−ションをとることは必要だと思う。在塾生保護者との連絡を密にとることそれが生徒の指導の重要な役割をはたすはずだ。それにしてもこれで3年生を受験の場に送り出さねばならない。全部教えきったのかやり残したことはないのか気になるところだが、生徒にはぜひ頑張ってほしい。


3月5日  木曜日
いい汗流そう
 今日は畑仕事。大根が終了したのでここにごぼうを蒔きたい。スコップで耕すと1時間近くかかる。昔の農家の人は本当に大変だったと思う。1日中こんな仕事をしているといったいどうなるのだろう。けっこう肌寒いのにかなり汗が出てきた。帰ってすぐ冷たい水を全身に浴びる。少々冷たいが体の中の毒素が汗を通じて外に出たようななんとも言えない爽快感がある。自分の体がよみがえったような気持ちだ。
 温泉もいいが自分の体を能動的に改善できた気持ちになるこちらの方がはるかに良い。安全な野菜を自分の手で作るという目的だけでなく、こういうこともあるから趣味の百姓はやめられない


3月3日  火曜日
いよいよコンテンツの審査だ...ホ−ムペ−ジの掲載だ
 どうしてもカウンタ−を入れたい。やはり人にみてもらえるようなペ−ジを作らないと張り合いがないと思う。しかしインタ−ネット初心者の私にはこれもけっこう難しい作業だ。CGIでカウンタ−を作れるらしい...う〜んCGIをとりあえずヤフ−で検索し、出てきた!しかし、今まで簡単にホ−ムペ−ジビルダ−でつくってきたけれどここでHTML言語で入力しなければならなくなった。何とかHTML画面にしコピ−機能でその言語を入力することに成功!これでプロバイザ−に審査を依頼できる。


2月27日 金曜日
試験準備は何でも来い?
 3年生も大変だが1、2年生は期末テストが近い。今日のKる−むはふたつの中学からきているので日程も違うし、試験範囲も違う。できるだけ教科書中心に復習しあとは問題で知識の整理をする。同時に行うことができないのでつまり複式になる。
 また英語のテストがもう終わって生徒がやってくる場合がある。明日は理科と数学というような場合だ。講師によっては生徒の休むのを放置しているものもいるが、私はこの担当科目以外も対応するようにしている。こうして生徒との信頼関係を深め、かつ将来の高校入試にむけての総合的なアドバイスができればいいと思う。


2月23日 月曜日
のりのよいクラス
 Yる−むの1年生。このクラスはのりのよさでは一番だ。おもわずこちらも大笑いし大いに盛り上がる。こういうクラスだとやめる生徒はまず出てこない。しかしこわいのはその後である。適度にひきしめないと頭の中がスッカラカンになっるからだ。−−−−テストの結果が心配だ。このクラスはいままで雷を落としたこともあるし、親にもそのことは連絡している。
 私を含めてみんなで盛り上がっているうちは大丈夫だが、生徒だけが関係ない方向に突っ走っていくと収集がつかなくなる。塾は楽しく勉強するところであり成績をのばすところである。賢い子はそれがある程度分かっているが、本当
にのめり込んでいる子の指導が難しいところだ


2月22日 日曜日
時間不足だ!−−−理科
 この入試前だけ変則的に時間を増やすために 日曜日にまとめて1.5時間教えるがこの時期にきてとける子とそうでない子とずいぶん差がついてしまった。理科は確かに数学的センスが必要だが、暗記もあるので少しは力がついていてもよさそうなのに、おぼえるべきことはきちんとおぼえてほしい!こういうようなときは本人に説得口調でやる気を出させるか、時にがんばらないと高校に落ちてしまうなどと脅かすようなことになってしまう。
 一番必要なのは普段から科学への興味付けをしておくのが一番なのだが、いままでの授業時間も少なかったし、生徒もなかなか聞く耳持っていない−−−もうぐちってしまった


2月19日 木曜日
本日より日記開始

 いよいよ今日からこのペ−ジの開始です。一昨日長野オリンピックジャンプ団体で劇的な逆転勝利の感動さめやらないきょう、私のささやかなこのペ−ジのスタ−トです。長続きできればいいけどなあ。
 Yる−むの3年生もだいぶ仕上がってきたなあ。入試問題も時間内にできるようになった。しかし英語の後置修飾がなんどやってもわからないものがいる。そろそろわかりそうなものだがついつい力が入ってくる。
 英語以外の過去問題を用意してきたら、けっこう関心があるようで今度までやってくるとのこと。こんなことならもっと早くみせてやれば良かったと反省。高校入試は5科目だから英語以外でもしっかりアドバイスしてやらないとなあ。
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